本システムの概要

本システムは、見積もり作成から受注、仕入れ、納品までを一元管理し、注文が現在どのような状況なのか(受注直後、仕入れ中、納品中、納品済み等)を注文の登録状況から自動的に判別することで、注文の進捗をリアルタイムで把握できます。
また、納品が終わった注文は、登録内容から適格請求書を作成できます。請求書は納品した商品や役務単位で行うことができるため、複数月にわたっての納品作業が発生する注文でも、過不足なく請求書を作成でき、請求漏れや二重請求等を防止できます。
その他の機能としては、仕入れや納品による在庫の増減をモニターしながら現在庫を把握できる在庫管理、売上や仕入れ経費などを集計する統計機能があり、経営や経理の業務をサポートします。

本システムの機能

・見積もり管理
顧客から引き合いを受けた際、見積書を作成してPDF形式で出力します。
ここで登録した見積情報は、後段の注文管理へ情報の引き渡しを行うことができます。

・注文管理
顧客から商品や役務を受注した際、注文情報を登録します。
注文内容の概要や仕入れ品・納品物/役務の明細を登録できます。
それぞれの納品物/役務について納品日を設定することで、個別に納品状況を管理できます。

・請求管理
納品が完了した商品/役務について、顧客単位で請求書を作成し、PDF形式で出力します。
注文管理で登録した明細ごとに、請求書に出力されます。
この機能で作成される請求書は適格請求書の要件をすべて満たした帳票となっております。
複数の注文を1つの請求書にまとめて出力することも可能です。また、締め日などごとに、1つの注文を複数の請求書に分けて出力することが可能です。

・売上・仕入れ管理
本システムで登録した注文情報のうち、所定の条件(集計軸、集計期間、会社、商品等)を指定することで、該当する注文明細を集計してグラフや表形式で出力します。

・在庫管理
仕入れ、納品で入力した情報をもとに増減を確認したり、棚卸し、注文街での在庫の増減の記録(紛失等)を行います。

・マスタ管理
商品、顧客、システム利用者など、本システムで利用するマスター情報を登録します。